2012年5月23日水曜日

エデュアルド 1/48 ファルツD.Ⅲ その3

さて、それではファルツにデカールを貼ります第3回目です。

今回はキットに付属している豊富なデカールを有効利用したいため、ここからはデカール貼り地獄です。ちなみにデカールはカルトグラフ製。発色もよくやぶれにくい、またセッターやソフターを使用すればよく伸びてくれる貼りやすい代物です。

 まずは胴体の周りにストライプ状の長いデカール12本、計18枚の長いデカール。塗装でもいいのですが、せっかくなのでデカールを使います。というより、ストライプもそれぞれ微妙に曲線を描いているので、マスキングしようとするとこれが結構大変だったりするのです。
では、貼っていきましょう。
貼ります。貼ります。貼ります。貼ります。

モールドにかかる部分はマークソフターを染み込ませて押し付けます。
押し付けるときに変な方向に力が入ると、歪んでしまうため気をつけます。というか、何箇所か歪んでます。。。 

なんとか貼れました。
一本につき2、30分くらいかかってます。


続いては、全翼面にかかるローゼンジ迷彩柄の6枚分の大判デカールを貼ります。

キットのデカールは翼の形に処理されているので、普通に考えればそのまま貼ればいいわけです。でも表面積は異なっていることは予測できるにも関わらず、上面下面でデカールシートのサイズが全く同じだったりと、そのままベタリと貼るには色々と不安です。それと上面下面の繋ぎ目(境目)も綺麗に来る様な順序を考えなければいけませんね。

正直、結構悩みます。。。


まず下翼の下面から貼っていきます。
はじめに、一枚が大きすぎると失敗しやすいため、目立たない部分から分割します。特に翼先の曲面を表側に折り込むにはマークソフターを使用しても皺になる可能性が高いのでとことん慎重にやりたいです。
サイズを測ると、上面のものはおおよそサイズはちょうど、逆に下面のデカールは大きめにはみ出るようですから、先に下を張って余りを上側に持って行きます。

モールド部分はマークセッターとソフターを使用してがっつり馴染ませます。ナイフで切り込みも入れると大抵はおとなしく言う事を聞いてくれます。
余りを表側に持っていって、ほどよい長さにそろえてカットしておきます。


そうすると、上側にデカールを貼ったあとにこんな感じでリブがあるようにデカールの段差が浮き出てきます。


カルトグラフは結構頑丈なので、時間をかけないと柔らかくなってくれません。
とにかくソフターにはお世話になりっぱなしです。

うまく貼れました。
さすがカルトグラフ製です。
切った継ぎ目の部分にはこの後、リブテープデカールを貼るため、目立たなくなります。


なんとか下翼は張り終わりました。
ここまでかかった時間は、毎日がエヴリデイ状態で4日ほどかかっています。さらにリブテープ40本ほどあります・・・






お次は天王山である上翼のローゼンジデカール貼りです。親切にもラジエーター部分に四角い穴があいていますが、実は盛大にずれていたりします。このふざけた野郎をなんとかするのが次回の最大の山場です。

切った貼ったの長丁場、その4へ続きます。
その4がいつまでたってもあがらないということは、失敗を意味します。







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