2012年5月30日水曜日

エデュアルド 1/48 ファルツD.Ⅲ その4

さて、ファルツ4回目です。今回は上の翼のデカールを貼ります。
上面下面1枚ずつと、エレベータ左右2枚で計六枚ですが、結構骨な感じです。


まずは裏側を先に貼って表にまわりこませます。


ごらんのように、ラジエータにあいた穴の位置が右のほうにズレてます。ローゼンジパターンが乱れないようにやるにはどうしたらいいもんかと・・・。


塗装指示ではラジエータの隣にある鉄板部分もデカールで覆うようになっていますが、WNWの参考資料を見るに、鉄板部分が露出、または存在しないバリエーションがあるようです。
エデュアルドのキットではこのラジエータ隣の鉄板は再現されているので、つまるところ切り取ってやらねばならないようです。こいつは使えそうです。切り取った部分を、ずれた部分に移植してやればいいわけです。




手を加える必要があるのは翼の中央近辺で、その他の部分は下翼同様に正確に貼ってゆけば問題なさそうです。


大判デカールのセオリーに則って、まずは分割してゆきます。貼らなければいけない量は増えますが、分けたほうが失敗しにくくなると思います。


カルトグラフだと余白はほとんどありませんが、ハセガワの新しいキットのデカールなんかは余白カットは必須ですね。


分けました。貼ります。貼ります。貼ります。






余ってはみ出た部分は表側にまわりこませます。
皺をソフターで伸ばして潰して、ひっぱる感じで。
乾いたらナイフで飛び出すぎた部分を切り取って整形します。






ラジエータ周り。切り取ってしまう部分を移植してツギハギします。なんとかうまく接げました。

裏側
 表側



境目の部分




一番不安な部分でしたが、意外とうまいこといってくれました。






ローゼンジデカールは無事に貼り終えたので、乾かして軽くクリアコートした後にリブテープのデカールを貼ります。





オレンジ色のダイヤ型のデカールを貼ります。


そのままラインの上に貼ると、ラインも浮き出てしまうので、ダイヤがかかる下に貼った部分をデザインナイフで切り取って除去します。







別の塗装パターンで尾翼に貼るローゼンジデカールを使用して、タイヤのスポークカバーの部分に貼り付けます。




なんとか全てのデカールを貼り終えました。
スーパークリアでデカールを保護した後、つや消しを吹きます。



貼りました、貼りました。

次は張り線と組み立てです。

2012年5月23日水曜日

時間の概念

私は映画と言わず、ストーリー性が大して無い映像作品も好きなのだが、お気に入りの作品を見返してちょっと思ったことがある。

とりあえずその作品はこれ。


まぁ、ただ単に猫のスローモーションなのだが、実は猫自信はこんな世界を見ているかもしれない。と思った。

CPUには仕事をする単位時間がある。単位時間ごとに、次にどの仕事をするか判断する。
つまり、単位時間が短ければ反応速度は早いが、非効率。長ければ処理全体は速くなるかもしれないが、違う命令を出したいときの反応速度は低下する。

CPUと人間の脳じゃ違うのは当たり前だが、人は60fpsあれば映像に見える。逆に言えば、16.6ms以下の速さで物事が変化しても認知できないのである。(実際に認知できないかさておき

つまりこれを考えると、その映像を見る単位時間が16.6msではないのかと。
ここで、この速さはおそらく目ではなく、脳の処理系の問題だと思われる。
なぜなら、緊急事態のときはスローモーションに見えるという話を聞くからである。

人間ですら速くなるなら、常に一瞬で生死が分かれる世界に身を置いている野生の動物達はもっと反応速度優先で常にいるんじゃないかと。
常に人間よりもスローモーションで世界を見て、考える。そして、緊急時はさらに高速に見て、考え行動する。
さらに、神経が電気による伝達ということを考えると、人より小さい猫等の小動物は伝達速度が速いため触覚から脳に伝わる速さも速い上、その後体を動かすための命令ももちろん速く全身へ行き渡る。

まぁ、自分自身が速いんだから、彼らは速いとは思ってなくて、周りがゆっくりに感じているかもしれない。
よく、犬の何歳は人の何十歳って言うけど、本人が感じる一生の長さは同じなのかもしれない。(心臓が脈打つ回数のように。

しかし思うことが一つ。相対的に外界がゆっくり動いているということは、つまり、一日がとてつもなく長いのである。まぁ、もとからそれしか知らないのだから長いとは思ってないだろうが。

世界がこんなにゆっくり動いているようにみえたら、小動物の狩りもそんなに難しくないのかなとか、人はゆっくりとした象のように生活してるように見えてるのかなとか、そんな風に思う動画でしたとさ。

エデュアルド 1/48 ファルツD.Ⅲ その3

さて、それではファルツにデカールを貼ります第3回目です。

今回はキットに付属している豊富なデカールを有効利用したいため、ここからはデカール貼り地獄です。ちなみにデカールはカルトグラフ製。発色もよくやぶれにくい、またセッターやソフターを使用すればよく伸びてくれる貼りやすい代物です。

 まずは胴体の周りにストライプ状の長いデカール12本、計18枚の長いデカール。塗装でもいいのですが、せっかくなのでデカールを使います。というより、ストライプもそれぞれ微妙に曲線を描いているので、マスキングしようとするとこれが結構大変だったりするのです。
では、貼っていきましょう。
貼ります。貼ります。貼ります。貼ります。

モールドにかかる部分はマークソフターを染み込ませて押し付けます。
押し付けるときに変な方向に力が入ると、歪んでしまうため気をつけます。というか、何箇所か歪んでます。。。 

なんとか貼れました。
一本につき2、30分くらいかかってます。


続いては、全翼面にかかるローゼンジ迷彩柄の6枚分の大判デカールを貼ります。

キットのデカールは翼の形に処理されているので、普通に考えればそのまま貼ればいいわけです。でも表面積は異なっていることは予測できるにも関わらず、上面下面でデカールシートのサイズが全く同じだったりと、そのままベタリと貼るには色々と不安です。それと上面下面の繋ぎ目(境目)も綺麗に来る様な順序を考えなければいけませんね。

正直、結構悩みます。。。


まず下翼の下面から貼っていきます。
はじめに、一枚が大きすぎると失敗しやすいため、目立たない部分から分割します。特に翼先の曲面を表側に折り込むにはマークソフターを使用しても皺になる可能性が高いのでとことん慎重にやりたいです。
サイズを測ると、上面のものはおおよそサイズはちょうど、逆に下面のデカールは大きめにはみ出るようですから、先に下を張って余りを上側に持って行きます。

モールド部分はマークセッターとソフターを使用してがっつり馴染ませます。ナイフで切り込みも入れると大抵はおとなしく言う事を聞いてくれます。
余りを表側に持っていって、ほどよい長さにそろえてカットしておきます。


そうすると、上側にデカールを貼ったあとにこんな感じでリブがあるようにデカールの段差が浮き出てきます。


カルトグラフは結構頑丈なので、時間をかけないと柔らかくなってくれません。
とにかくソフターにはお世話になりっぱなしです。

うまく貼れました。
さすがカルトグラフ製です。
切った継ぎ目の部分にはこの後、リブテープデカールを貼るため、目立たなくなります。


なんとか下翼は張り終わりました。
ここまでかかった時間は、毎日がエヴリデイ状態で4日ほどかかっています。さらにリブテープ40本ほどあります・・・






お次は天王山である上翼のローゼンジデカール貼りです。親切にもラジエーター部分に四角い穴があいていますが、実は盛大にずれていたりします。このふざけた野郎をなんとかするのが次回の最大の山場です。

切った貼ったの長丁場、その4へ続きます。
その4がいつまでたってもあがらないということは、失敗を意味します。







2012年5月22日火曜日

エデュアルド 1/48 ファルツD.Ⅲ その2

ファルツD.Ⅲの続きです。

ファルツの表面処理を終わらせます。
合わせ目やパーティングラインを消したり、モールドを彫りなおしたり追加したりします。
支柱を固定しやすいようにピンバイスで穴を広げたり、張り線が通る穴を開けたりと、地味ですが大事な作業です。
機体の後部から覗く操縦索の位置もキットではズレているみたいです。そのままだと尾翼にぶつかってしまいますので、埋めて正しい位置を彫りなおします。

サフを吹いて様子を見て、大丈夫そうなので塗装に入ります。
ブラックグレーでシャドーを吹きます。



今回はキットに付属しているデカールをほぼ使用する機体にしようと思います。
翼には全面ローゼンジデカールを貼る予定なので、ラジエータ部分以外は無塗装のままでもかまいません。


この後胴体は白く塗ります。
シャドーを残すように塗ってたつもりなのですが、発色を気にしていたらいつのまにか完全に塗りつぶしてました。
尾翼の周りを黒いラインが囲みます。
キットにはマスキングシートが付属しているので、使ってみます。
時間が経ってしまっているので糊がとけてますが、シート自体はしっかりしてるので、糊を取り除いて使用します。


 もちろん位置なんてピッタリ合うわけないので曲線の角部分に合わせるため切った貼ったを繰り返します。




黒を吹いて・・・・




塗装は胴体を白、ラジエーター部分にシルバーを吹くだけで終了です。あとは全部デカールを貼る予定ですが、うまく貼れるでしょうか。


デカール地獄のその3へいまいまいま。
レッツデカール!

2012年5月16日水曜日

やっぱりLinuxはインストールの時点でハードルが高い。(その6)

いやー焦った。

パッケージの中からファイル取ってこいって感じの文章があって、探してみるとパッケージがあった。。。
http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=1904088

何のためにコンパイルしてたんだ!と思いインストールしてみると、、、そりゃ使えませんよね。使えたら何のためにファイルを盗れって言ってるのか分かりません。

とりあえず、自分のやってることが無駄じゃなくて一安心。

さぁ。ファイルも整ったので緊張のコンパイルです!

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ビルド完了!インストール、、、、、、、、

キターーーー!!!!!!!!!

ようやく起動したよ。。。
(でもスクリーンショット撮れなかった。。
(というか他に取ったショットも個人情報丸見えで載せらんないw

キタコレ。まさかのvaapi対応してない???
vdpauはライブラリにあったけどvaapiは見かけてないもんなぁ。。。

さて、動くには動いてUIとyoutubeもなかなか良さげだったんだが、すげーもっさりしてる。
しかも、動画はかくかくで見れないし。。。

gentooでxbmcでも使った方がいいのかねぇ。

とまぁ。インストールが一番の難関であるOSのお話でした。



さーて、とりあえず風呂でも入ってエクストリームインストールでもしようかな。。。
あと、ubuntuのusbインストーラはちゃんと残しておこ。。

やっぱりLinuxはインストールの時点でハードルが高い。(その5)

来ターーーー!!!!!!!!!!

やっとこさboxeeのメイク出来た!!
途中、エラーはいてるからなんか足りてないのかも知んないけど、とりあえず.debのパッケージになった!(というか、パッケージ作ってからインストールになるんだ。。

http://forums.boxee.tv/showthread.php?t=27137&page=9
このページのおかげ。
ってか、boxee日本語の情報少なすぎじゃね?xbmcもlinuxは少ないしなぁ。。

そしてインストール。

インストール完了からの、、、、、、、
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、、、、、、、、、、








って、起動しねーよww

はぁ。。。作り直しか。
ちゃんと英語読まなきゃなぁ。。

2012年5月15日火曜日

やっぱりLinuxはインストールの時点でハードルが高い。(その4)

さてさて、インストール作業中って、ちょいちょい操作が求められるので完全に離れるわけにもいかないし、手持ち無沙汰というかぶっちゃけ暇。暇なわけないのに拘束時間。。。
というわけでやたらブログ書いてます。

ubuntu 11.10 のインストール画面は12.04とほぼ一緒。再起動して確認してしまった。。。
よくよく考えたら11とか12ってメジャーバージョンじゃなくただ単にビルドした時期なんだろうな。。
gentooだとインストール時点で最新のパッケージをDLするからバージョンなんてほとんど関係ないのだが、だからこそ依存関係には敏感なわけで。

あとインストールしたいソフトがいっぱいあるときもgentooのportageなら、tmuxで無限にターミナル追加してそれぞれで独立にemergeできる。もちろんロックされて待機中になることもあるが、依存関係は勝手にやってくれる。どうしても機械的にはいかない所だけどうするか尋ねてくる。

しかし、ubuntuのapt-get?とか言うので操るパッケージ管理は、他でロックされるともう続行できません!って止まっちゃうから、必要なパッケージを全部選び出してから始めないと連続インストールできない。選んでるうちに細かいパッケージはインストール終わるデスよこれが。

まぁ、ubuntuの大本のデビアン?ってたしかパッケージ管理の先駆けだった気がするので、”たぶん”それを踏み台にしているportageはより高機能で当たり前なんだろうけどさ。

とここまで結構ubuntuを貶してきましたが、単に私が求めてるlinux像じゃないだけで、何かをやるためへの最短距離のOSという点ではgentooより遥かに優れてると思う。ちゃんとしたインストール媒体があればwindowsやmacのように使える。そしてmacのappsotreのように使いたいソフトが選べる。そしてなんと言ってもタダ。(まぁ、最近はmacもosは安いのでそこまで魅力ではないが。

紆余曲折あってconfigureが終わった。。。
Ubuntu 11.10 i386  boxee-1.5.0 でboxeeを解凍して出来たディレクトリ直下にBoxeeHal/server/というディレクトリを作り、直下にあるMakefile.inを新しく作ったディレクトリに入れるらしい。そうするとconfigureがとおる。

さてこれからコンパイルだ。こんなんでうまくいくのかね?

やっぱりLinuxはインストールの時点でハードルが高い。(その3)

最悪の事態です。。。

Boxeeのインストールが途中でエラーを吐きます。ただのエラーならlinuxに付き物なんですが、なんとGentooの時と同じエラー。
./configure 中に "checking for main in -ldl... no" とでて終了してしまいます。
わざわざOS変えてまで挑んだのに、と思いつつもgoogle先生に助けを乞いました。

すると気になる情報が。なんでも64bitには対応していないらしい。
(せっかく苦労してamd64を手に入れたというのに。。。

and64でchrootして32bitを扱う方法がありそれでいけたって人もいた。
が、慣れないubuntuでそんな芸当がうまくいくわけもくあえなく撃沈。

仕方ないのでUbuntu Japan Team?とやらが作ってくれているi386版を入手。
こう何度もインストールを繰り返してると、officeとかが入ってない最小インストールが用意されててもいいんじゃないかと。どうせ後から簡単にインストールできるんだし。

と、ここまできてもう出来るだろと半ば思っていたのだが、結局ダメだった。
となるともはや、12.04というバージョンが悪いのだろう。というか、gentooでも同じエラーなのを考えると、ライブラリのどれかがバージョンアップで対応しなくなってしまったのだろう。

というわけで、redemeに書いてある通り11.10をインストールすることに。。。
まぁ、redemeのとおりにしない自分が悪いんですけどね。

linuxの世界ではバージョンが全てってのは分かってるんですが、macやwindows それにgentooもバージョンにはシビアじゃない。というか、macとwindowsは互換性重視だし、gentooはportageが全部管理してくれてるからほとんど気にしなくて済むんです。

あ、ちなみにインストールしようとしてるboxeeのバージョンは 1.5.0-80d5f5b だそうです。今現在DL出来る奴です。

やっぱLinuxは一般に普及するにはちょっと厳しいな。。。

(早くOSのインストール終えてBoxeeの記事書きたい。。。

やっぱりLinuxはインストールの時点でハードルが高い。(その2)

さて、次はUSB-IDEの変換とATAPIのDVDドライブを引っ張りだしてきた。
うーん。相変わらずの遅さだけど、起動中にエラーが出ずに起動。

そして、インストールも滞り無く終了。

起動して見るとそれなりに驚いた。gentooで四苦八苦した綺麗なGUI環境がポンと入るのはやはりすごい。

が、まず、遅い。激重。。。E-350でUSBにOSインストールという低スペックを地でいくHWだが、Gentooはきびきび動いてくれるのだ。
(ZFSの関係でSolaris と FreeBSD FreeNAS も使ってみたが、USBインストールで快適に動くディストリはなかなか無いのかもしれない。そういえば、centosとかfedraとかredhot系はusbは試してないな。

そして、GPUのドライバが入ってねぇ。自分でやるときはVAAPI前提だからFGLRXをもちろん使うわけだが、ubuntuは映ればいいらしい。

そして極めつけがsshd入ってねぇw
いや、まぁ、Desktop版だから入ってないのかも知んないけど、CUIだとしてもandroidとかipadから接続すると結構便利のに。。
それに、CUIは使わないにしても、SFTPとかめっちゃ便利なのに。とりあえずネットにつながるだけのマシン同士でもファイル転送が出来る。Mac,Linux(Unix)はもちろん、windowsでもwinscpを入れればファイル転送がすぐにできる優れものなのになぁ。コマンドだってftpとほぼ同じだから迷うことも無いし。(ってftpコマンド使える方が今時珍しいのか?私もgetとput
しか知らないけど。。

とりあえず、外からのコンパイルに便利なtmuxをいれて環境が整った。
あと、もとからは入ってないとはいえ、fglrxも簡単に入った。

ただ、ioの不可が高く反応が悪い。USBメモリはダメなのかな?

とりあえず当初の目的のboxeeのインストールに入ります。

やっぱりLinuxはインストールの時点でハードルが高い。

私は基本的にはmacユーザですが、windowsも使いますし、linuxも使います。
どれも一長一短でやりたいことに応じてベストなものを選べばイイじゃない。というのが私のスタンスです。

で、linuxには基本的にgentooを使ってます。

今回メディアプレーヤとして使ってたPCでBoxeeというメディアセンターを使いたくなりました。
ところが、どうしてもビルドできず、こうなったら別のディス鳥で試してみようと言うことになり、流行のubuntuに手を出してみました。

しかし、なんということでしょう。
インストーラーが起動できませんwww

まず、メディアプレーヤーはネットワーク専用で小ささ重視のためディスクドライブが無いのでUSBインストーラを作りました。しかし、ブートローダどうがんばっても読み込まれず起動できず。
次に、まぁこういうとき用にUSBの外付けドライブがあるんですが、それを引っ張りだしてきました。CD-Rももはや持ってないので、適当なCDRWを消して焼きました。
とりあえずブートローダーは通過して紫?小豆色?な画面で一安心だが、激遅。。何じゃこりゃ??
と思ってるうちにエラー。。。
なんとなくUSB周りの接触な気がしたので、強制再起動。。。

そしてようやく起動。。。つかれた。

エクストリームスポーツwと言われるgentooのインストールより疲れた。。
コンパイル時間さえ無ければgentooのインストールよりもはるかに時間かかったし。

しかも、livecd激重www こんなもん使えるか!
こんなカラフルじゃなくてイイからサクサク動いてくれ。

あーーーーーインストール中にエラー落ちwww もうやだ。。
元々入ってたgentooはインストールの最初に消されたので、絶対ubuntuをインストールしてやる!

2012年5月10日木曜日

エデュアルド 1/48 ファルツD.Ⅲ その1


 アルバトロスショックも冷めたので、ファルツD.Ⅲaを製作します。
何であれ失敗はつきものです。だからこそ前にしろ後ろにしても、進んでるほうがきっとえらいのです。首吊るよりはプラモつくるほうが前向きです。





フォッカー、アルバトロスと続いてこちらもドイツ製の飛行機です。

 ファルツD.Ⅲaは1917年から1918年までの期間、アルバトロスとフォッカーと共に用いられたドイツの複葉戦闘機です。
 アルバトロスと同様木製合板のセミモノコック構造の胴体を持っていて、性能はアルバトロスやフォッカーには敵わないものの、頑丈な構造や安定した急降下が出来るため評判はそこそこだったそうです。
主に得意の急降下を生かした観測気球攻撃任務などに用いられたそうです。
(画像はwikipediaから)

キットのパッケージでスパッドを穴ぼこだらけにして撃墜しているのは、ルドルフ・ベルトルドというエースパイロット乗機のファルツです。赤と青の二色で塗装がすげー簡単そう かっこいいです。

アルバトロスD.ⅤやフォッカーD.Ⅶが登場すると徐々に機種転換されていきますが、その後の後継機であるファルツD.Ⅶへと続いていくのでした。
ファルツD.Ⅶと言えば終戦後押収されてハワード・ヒューズの映画「地獄の天使」の映画なんかでも登場していたりします。


エンジンはアルバトロスと同じメルセデス製のエンジンを操縦席前方に積んでおり、横から見るとアルバトロスに少し似てます。特徴的なのはアルバトロスよりもスマートな胴体とぴょんと飛び出た垂直安定版の形。大ぶりな主翼と比べて小ぶりで短い下翼で、全体的にすらりとしている飛行機です。
「Pfalz」はファルツ、プファルツとも読まれますが、ドイツ語では頭のアルファベットのpが破裂音で「ファルツ」と聞こえるため、日本語表記ではファルツの方が一般的のようです。



説明はこのくらいで、さてそれではキットを作ります。

安心のエデュアルドのプロフィパックです。何種類かのマーキングを選べるカルトグラフデカールとエッチングパーツ、風防フィルムが付属しています。中古屋で手に入れたもので古めですが、デカールはまだ綺麗な発色をしています。このシリーズ自体はすでに生産終了となっているようです。
 今回目をひいたのはデカールの量です。翼に貼るローゼンジ迷彩のデカールとリブテープラインが付属しています。


せっかく用意されているので、今回はそれを存分に使った機体を作ろうと思います(ちゃんと貼れるかなあ・・・)


航空機模型は操縦席をまず作ります。
アルバトロス同様エンジンも先に組み込みます。
座席の周りは本当はリブがありまして、エデュアルドの別売りエッチングパーツでも再現されています。ですが、見えなくなってしまうのでキットのままでもいいかと。
計器類はエッチングパーツが用意されています。シートベルトやフットペダル、タコメーター用のフィルムなどを組み付けてゆきます。基本的に細かいパーツの大半は操縦席に用います。



 アルバトロスと同じように、メルセデスDⅢaエンジンを積んでいます。飛行の際には上部にある6対のピストンがポコポコと動きます。


キットのパーツはランナー構成こそ違えど、アルバトロスのものと全く同じもののようですね。
資料と照らし合わせて、細かい配線などは割愛、というかこだわるといつまでも胴体を接着できなくなるというかこだわろうにも腕がないというか、すぐにでも胴体を接着したくなるというか。


 座席の後ろ側には板が存在しますが、キットには含まれていないのでプラ板でつくります。これを作らないと、覗き込んだときにガランドウでちょっと寂しいです。開いている穴には操縦索が通ります。


 
挟むものを挟み終わったら、胴体を接着して整形していきます。。


エレベータなどはエッチングソーで切り込みを入れたり、切断したりします。
駐機状態では各エレベータがバラバラの方向を向きますが、見ててどうにも落ち着かないので、このまんまでいこうと思います。




支柱がうまく決まるかちょっとあやしい感じです。。。


ニュージーランドの模型会社のウイングナットウイングスのページ→(http://wingnutwings.com/ww/product?productid=3002
実機資料が豊富に揃っているので、そこを参考にしつつモールドを追加したり、支柱の位置決めなどを考えます。
おまけ。ファルツの張り線ノ図。全部で26本です。
ファルツには主翼上側に凹モールドがありますので、そこを貫通させて上翼貫通法で張り線を通すことが可能です。○で囲った箇所が固定する側、矢印が貫通する側にすれば、ヒートンを使用せずとも張ることができます。・・・できるはずです。下翼には10本貫通させますが、ローゼンジデカールと鍵十字デカールが重なるので恐らく目立たないでしょう。
また、資料からキットの図では足りない張り線を発見したので追加しておきました。



関係ないですがちなみにここ、ソラリス団地はぼくとctscan先生二人がブログネタを書いてますが、複葉機をダラダラとつくってるほうがぼくです。


その2に続きます。