というわけでアンリオHD.1でございます。
エデュアルドといえば飛行機模型界ではウルトラ有名なチェコの模型メーカーです。
このキットはリミテッドエディションですので、レジンパーツ、エッチング、マスキングシート、カルトグラフデカール付属と盆と正月がいっぺんに来たようなゴージャスな内容になっています。
鬼も目を細める恐ろしく細かいディテールアップパーツメーカーとしての面でも有名ですが、複葉機なんかのインジェクションキットのラインナップも非常に充実しています。
そもそもWW1の航空機模型というのは国内の模型メーカーはほとんど出していませんから、少なくとも海外メーカーのものが必須なんでしょうね。RODENのキットは難易度が高いとの噂を耳にしたので、ここは素直にエデュアルドのキットから手をつけて行きましょう。

アンリオHD.1は1916年からフランスで開発された単座戦闘機で、ニューポール17の後継として作られていたけれどもスパッドⅦに採用が決まっていらない子になっちゃったわけですが、イタリアやベルギーで大活躍した飛行機なんですね。
前に触れたP-39でも同じようなことがあったような。。。
キットには4機分のデカールのバリエーションが入っています。しかもカルトグラフ製で発色もすばらしいです。
パッケージに描かれているこの機体は1918年のアルバニアにおいてイタリアンサービスの第85部隊において使用されていた機体だそうです。
トランプに隠されたイタリア軍のマークが素敵ですね。
よしきたこいつを作りましょういまいま。
コックピットは1/48の割りにまるで1/72のように狭いです。それだけ当時の航空機は小型だったことを感じさせられますね。
ほとんど見えないと思いますが、エッチングパーツを使用して組み上げてみたところです。
塗装はマスキングなしのオール筆塗りでございます(どうせほとんど見えないので。。。)
胴体裏側にも補強のための張り線があるので、テグスで十字に張ります(どうせほとんど見えないと思いますが。。)
エッチングとレジン製の座席、シートベルトです。
エッチングを折り曲げて座席を作った後、レジンの座布団を乗せます。
シートベルトはキットの取り付け指示だとせっかくのエッチングパーツがほとんど見えなくなってしまいましたので、あえてちょい前に出してみました。(どうせほとんど(ry
特に何も考えずに胴体を接着。
(後にこのキット後部のとある間違い部分が発覚してちょっと苦労するはめになるわけです。)
機体自体は海外のサイトなどで多く見ることができるので、資料集めもそんなに大変ではありませんでした。
コックピット周りのパーツは非常に多いのですが、細かい部分を接着してみれば全体的にパーツはそんなに多くないように見えますね。
機体の大きさとしても1/72のゼロ戦よりも一回り小さいくらいです。
その2に続きます。
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