2012年1月25日水曜日

>大佛はずむ君の写真

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ctscan先生に以前つくった大佛はずむ君をちゃんと撮ってもらったので、紹介させていただきたいと思います。







背景の色が違うと雰囲気も変わりますね。

何色が一番合うでしょうか?





健康そうなおみあし。




パンチラ



ぼくはコンパクトデジタルカメラしか持っていない上に、撮影ブースも持っていないので、

やっぱりいいですね。ただ、詳細が見えるとなると、やはり粗が目立つようになってしまいます。



そこのところは頑張らないといけませんね。

2012年1月21日土曜日

>ドラゴン 1/48 フォッカーDr.1 その3

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フォッカーに赤を吹きました。
モンザレッドで少し明るめな感じです。





 マスキングを剥がしました。
国旗の枠部分だけが白のものと、画像のように全面白のものが見受けられました。後者を選択してます。

レプリカの画像を見るとつやつやですが、実機は布地張りの翼と木製の胴体なんですよね。

そこの質感がどうなのか、クリアコートするまでにもう少し考えておきたいと思います。

筆でマスキング漏れ等を修正するついでにタイヤや細かいところを塗っときます。
この作業が地味にすきです。


翼間の支持板です。

翼が分厚いフォッカーでは支持棒がなくても十分な強度を持っていたといいます。
ですが、パイロットの精神的な安心感を得る為にも取り付けられたそうです。

全面赤のこの機体ではこの板も赤く塗られているものが多いようですが、レプリカで木のままのものもありました。
単色ですと間延びしてしまう気もしたのでウッドブラウンを選んでみました。


塗装はアンリオ同様、サンドイエローを筆塗りしたあと、エナメルのブラウンで書き込み、ラッカークリアオレンジを上塗りしてあります。


全体的な形は見えてきましたが、デカールの分のマスキングと塗装を考えると、まだ先は長いかもしれません。
あと、エッチングを曲げて作る機銃もありますな…。





2012年1月20日金曜日

>ドラゴン 1/48 フォッカーDr.1 その2

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その2です。

塗装についてですが、一番楽そうなリヒトホーフェンでいきたいと思います。
もちろん細かいデカールはついていないので、あくまでもレプリカっぽく。。。




パーツ表面が梨地ですから、ヤスリつつサーフェイサーを吹きます。
モールドらしいモールドもないので、特に気にしなくてもいいかと。


フォッカーの翼はコウモリのような雰囲気です。
完全に好みの問題というか、悪者っぽいというかそんな感じがいいと思ったので、少し深めに削ってみました。




かっこいい…かな…。



サーフェイサーの上に白を吹きます。

全面が赤なので、下地に白を吹いておくと発色がよくなったりします。


微妙にサフの色を残してグラデーションをかけてみましたが、恐らく消えてしまうでしょう。






吹いた白をマスキングします。



ここはデカールを貼ればいいのですが、キットのものが黄ばんでいて、太陽光処理してもダメだったのでおとなしく塗装します。


テラテラのモンザレッドにしようかと思います。

>ドラゴン 1/48 フォッカーDr.1 その1

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さてさて、アンリオHD.1で張り線に少し懲りたので、箸休め的に張り線の少ない飛行機を作ろうと思います。有名な第一次大戦の三葉機、フォッカーDr.1です。三葉機はドイツ読みでドライデッカーと言うらしいですね。複葉機はドッペルデッカー、単葉機はアインデッカーという感じで。



このフォッカー三葉機は第一次大戦の1917年から1918年頃に使われた機体で、フォッカーD.Ⅵを三葉に改造したものであり、運動性能や上昇性能の面で非常に優れていたそうです。
しかしながら視界の悪さや主翼の構造的欠陥、着陸時の事故の多発などのデメリットを抱え、生産数は320機ほどでした。
ですが、WWⅠの飛行機の中ではもっとも愛され知名度の高い飛行機であるのは、リヒトホーフェンやヴェルナー・フォスなどの撃墜王の乗機であったことが理由でしょう。
特にリヒトホーフェンは部隊カラーが赤のjasta11の中でも機体の全体を赤く塗ったことから、赤男爵、「レッド・バロン」と呼ばれ敵味方からも畏敬の念を持たれていたと言われています。
恐らくガンダムの赤いシャアザクなんかの元になっているのかもしれません。

この赤いフォッカーは個人所有のレプリカや博物館展示のものを含めて、インターネット上でたくさん見ることができます。

フォッカーDr.1がリヒトホーフェンの愛機というイメージがありますが、実際に彼が挙げた撃墜スコアの大半はアルバトロスによるものだったそうです。赤い三葉機と赤男爵というイメージが戦争のプロパガンダに利用されたとかいう話もありますが、そこらへんは映画「レッド・バロン」を見ましょう。





さて、それでは模型を組み立てましょう。
キットはドラゴンのKnight of skyシリーズの1/48です。




ちょっと古いキットですが。

エッチング二枚と0,2mmスチール線が二本入っていたりとお得な雰囲気です。

ですが翼間支柱がわざわざ分厚いエッチングだったりと、いらん手間を掛けさせてくれそうな予感です。



まずは組んでみます。
エッチングの支柱を取り付ける部分は自分で位置決めして穴を開けろと指示があるのが、とてもいやらしいです。

あと、指示の1mmの穴はいくらなんでもでか過ぎます。

 操縦席です。

キット指定のカラーは少し違うように思われます。ネットでビッグスケールを製作している方達のものを参考にしています。

フットペダルの下の曲がった金属板はモールドされていないのでプラ板でこさえます。

操縦席内の支柱が最低限しか用意されていないのが気になるところですが、まあ見えないのでいいでしょう。



 操縦索はエッチングの穴にスチールワイヤを通すように支持されていますが、はっきりいって無理です。
穴の大きさが0.1mmですから、キット同封のものでは太すぎます。テグスでやりましょう。

椅子の後方の布張りの板にも、プラ板で枠組みを追加してみました。

椅子の上に押し出しピン跡があることも考え、座布団も自作してみました。





とは言えシートベルトやフットペダルがエッチングでついているので、そんなに手を加えなくてもいい感じになりますね。



計器はどうもレプリカ等の実機と照らし合わせても多々違いがあるようですから、キットのままでいきます。

まあ、箸休め的に作ろうと思っているので、あんまり深いことは考えないようにします。

2012年1月10日火曜日

>B-CLUBのYF-21と群雄YF-21

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中古屋をぶらぶらとみていたら珍しいものを見つけたので捕獲。
B-CLUBのYF-21のガレージキットです。何故か1000円で売っていました。


メカモノはやっぱりパーツ多いですね。
間接にもジョイント仕込んでやらなければならないようです。
最近は出来の良い可動フィギュアが安価で手に入るようになってきたせいか、こういったメカモノガレキがよくホビーオフなんかに叩き売られているのを目にすることが多いように思います。



YAMATOの群雄YF-21と記念撮影


群雄とパーツを比較してみると、1/100でも随分大きく感じます。
群雄はバトロイドとしてのプロポーション優先の為かバランス的に手足が大きく機首なんかは本当に小さいです。(スケール的には1/144より少し大きいくらいなのかな)



結局ハセガワからはバトロイドは出ませんでしたね(まだわかりませんが!)
VF-1のバトロイドはハセガワ版といった感じで恐ろしくかっこよかったので、そんな感じでハセガワのつくったYF-19や21を見てみたいもんです。

YF-21はガルド機以外のカラーリング設定がないので、せっかくですから作るならフェイスを自作してVF-22にでもしようかと思います。塗装のバリエーションも豊富ですし、ムーンシューターズ仕様の制空迷彩バトロイドとかよさげだなあ…


2012年1月9日月曜日

>エデュアルド アンリオHD.1 その5(完成)

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というわけでアンリオHD.1完成です。
初めての張り線張り、WWⅠの機体ということもあって色々とつたない部分もありますが、とにかく完成させられてよかったです。



 緊迫の木目塗り表現。下地のラッカーのウッドブラウンを塗ってからエナメルのブラウンでなんとなくそれっぽくしたあとにラッカークリアオレンジを塗りました。

色鉛筆で木目を描くという方法もあるようですから、次はその方法を試してみたいと思います。

ん~。。。まだまだ。


木目引っかき法というのをネット上で拝見しまして。
ラッカーの上にエナメルブラウンを塗り、デザインナイフの背で上層のエナメルだけをコリコリ削るというものです。

その上にクリアオレンジを塗ってニス塗り仕上げのように表現します。

・・・下地は筆で厚めに塗ったほうがいいかもしれません。まだまだです。

そしてはじめての張り線。
隣接して二本張っているところは胴体にヒートンを二つずつ埋めてそこへ通しています。








色々と粗も多いですが、完成させられてよかった。よかった。

そのうちきちんと写真を撮ろうと思います。(あるいは撮ってもらおう。。。)


2012年1月7日土曜日

>エデュアルド アンリオHD.1 その4

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アンリオHD.1、第四回目です。





それでは複葉機模型の要である張り線張りの作業に入ります。


まず比較的簡単そうな尾翼の操縦索から進めていきましょう。

事前に塗装前に張り線が通る部分を見て、ドリルで穴を開けてあります。そこに黒く塗ったテグスの糸を通して張っていくという作業です。





機体後部はキットのままだと間違っているので、四角く穴を切り抜いたあと、真鍮線でそれらしく内部を組んであります。この真鍮線の軸にテグスを巻きつけて、尾翼を一周させて、また軸に巻きつけて接着するという方法です。








続いて翼に移ります。

今回は上翼埋め込み下翼貫通方式とヒートン法を試して見ます。


上翼にピンバイスで穴を開けたあと、そこにテグスを瞬間接着剤で埋め込みます。

親の敵のように埋め込みます。埋め込みます。埋め込みます。




植えます。

 植ーえーまーす。

 

 テグスがプルプル暴れて瞬間接着剤がそこら中についたりします。

テグスはセミグロスブラックで塗ってあります。油性マッキーで塗ってみたのですが、こすれると粉になって簡単に落ちてしまいます。

筆でなぞるように色を軽めに乗せていくかんじですが、この作業が意外と骨でした。

元から黒に着色されたテグスもあるとのことなので、そのうち折を見て釣具屋に行ってみようかと思います。



 植えました。


次に胴体の支持棒の位置をきっちりと合わせます。

上翼と位置を合わせながら調節します。


ついで取り付け忘れていたエッチングパーツもとりつけます。

黒いベルトっぽいのが機銃のパーツですが、盛大に向きを間違えて接着してしまいました。
瞬着ですので気づいたところで後のまつりです。

説明書ときちんと照らし合わせて作業すべし。ですね。


下の翼を貫通させるのは楽ですが、胴体にも8本分の張り線を張らなければなりません。貫通させても引っ張りようがないので、ヒートンを埋め込み、そこで固定します。
幸いこのキットのエッチングパーツにはヒートンがセットになっています(ありがたや!)ので、これを埋め込みましょう。

とはいえあまりテンションを掛けすぎるとヒートンがテグスごとスポンと引っこ抜けたりしてしまうので、ガッチリ固定する必要があるかと思います。



そして接着したら、テグスをそれぞれ下翼に開けた穴を潜らせてテンションを掛け、翼の角度がゆがまないように、慎重に接着していきます。

クリップを大量にぶら下げてるのですが、写真撮るの忘れてました。。。上のは固定し終わって短目に切ったところです。

このあと、このはみ出た糸を切り取り、目立たないように整形します。

脚部分の張り線は貫通させるわけにはいかないのと、比較的短いということもあり、0.2mmの真鍮線で行うことにしました。

長さあわせが大変ですが、穴を開けて糸を張るよりは楽かと思います。

というわけで、次回完結です。