2011年11月6日日曜日

>コトブキヤの大佛はずむ君

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ちょっと前に作ってたガレキの画像が出てきたのでちょっと紹介。

コトブキヤの大佛はずむ君。

かしまし~ガールミーツガール~というアニメの主役の人。
安かったのとPVC完成品が出ているということで購入しました。


ショートカットで髪の色は普通。さらに地味なポーズということで一目ぼれしたキットです。

やたらと大胆なポーズで場所をとったりするものよりも、こういう地味な感じなのがいいですね。というか、ちょぴっと恥ずかしいのです。

キットを購入した後で原作を見たのですが、ガチ百合アニメでした。
はずむ君と女の子二人のドロドロした三角関係という内容です。

というかこのはずむ君は元男の子という設定です。
第一話では、宇宙人の仕業で性別が入れ替わってしまうというなんとも難儀でSFな展開を迎えます。

話としては百合系ラブコメ系なのですが、もともと男だったはずむ君が女性になってしまったことによる心の変化や葛藤、男だった頃の恋心など、色々と考えさせられるものがありました。

いきなり塗ってますが、作業中の画像は特に撮ってなかった
ですね。

といっても淡々とひたすら地道に表面処理です。

スカートの折り目に微細気泡が大量にありました。埋めました。

表面処理が終わったら、一緒にお風呂に入って中性洗剤でゴシゴシ洗います。

パーティングライン消しはプラモデルよりも大変です。
特に指の隙間や耳の後ろや複雑なところや靴なんかをちまちまちまちま丹念にやすります。

ガレキ作りの8割はこの作業です。
ちょっと手を抜くと仕上がりに思いっきり影響するのでここはとことんやらなければいけません。



メタルプライマー→
サーフェイサーホワイト→
クリアオレンジとレッドを足したものでシャドー吹き→
薄めたガイアノーツの肌色って感じで塗ってます。

右の画像はドボンの様子です。
クリアコートの際、瞳のエナメル塗料が滲んでしまったので泣く泣く塗り直しです。



なんか違うなあ。

納得いかないですね。

あらまた納得いかないですね

てな感じで。

まつ毛を塗ったらクリアコート
瞳の枠を塗ったらクリアコート

何度も修正しながら進めていきます。



ハイライトを入れると生き生きして見えますね。
ついでに頬のチークも入れます。



こうなってくると作業も俄然捗るようになります。



色々細かい部分の説明ははしょってますが、だいたい完成に近づいてきました。

ちなみに襟元のリボンは付け根にダボがついてたのですが、分解したり組み立てたりして遊んでたら折れました。特に力のかかる部分ではないので、エポキシ瞬着で普通にくっつけちゃいます。





はずむ君が座ってる花壇のレンガはブロックごとに色を塗り、暗い色でグラデを吹いた後にエナメルのブラウンと黒でウォッシングします。いい感じになりました。

頭を挟み込んで髪の毛の合わせ目を消し、また塗りなおして髪の毛のつなぎ目を消します。
仕上げに半艶でコートしておしまい。お疲れ様でした。




特に美少女フィギュアに興味は持っていなかったのですが、たまにつくるととても面白く、また、難しいです。

レジンのフィギュアはスケールモデルとはまた違う技術が必要とされます。


技術の向上のためにも好き嫌いせずになんのジャンルでも作ってみることも大事かなと思ったりします。別にフィギュアが好きというわけではなく、自分で作るのが楽しいんですね。こういうのも。

だもんで、完成品のPVCフィギュアには特に興味はありません。














でも



元、男の子なんだぜこいつ。




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