というわけでタミヤのソードフィッシュです。
今度はイギリスの雷撃機です。WW2を最後まで戦い抜いた布張りの複葉機です。
WW2といえば全金属製で単葉機が主流の時代だったと思われますがコイツはその中でも、もっとも時代遅れのフォルムを守り続けていた飛行機とも言えます。
最高速度は220km/h。あまりに速度が遅すぎて撃墜しようにも追い越してしまったり、布張りなのでボッコボコに撃たれまくってもただ穴が開くだけだったとか、いろんな意味で人気の高い飛行機です。175箇所被弾しても無事に帰って来たなんて話もあるそうで…。
思えばこのキットが出たのは10年ほど前なのですが、当時中学生だった僕は地元の模型店で見かけるたびに何度も手にとり、うっとりと眺めていたものでした。憧れのキットなのです。
とはいえ、タミヤのキットってちょっと苦手なんですよね。
ウォーバードコレクションのイタレリ品を除いて、タミヤのキットはまともに完成させたことがありません。
塗料指示がタミヤカラーのみ、というのと、説明書があまりにも丁寧すぎて逆にやりづらい…みたいなところがあるのかもしれません。
エアブラシを持っていなかった頃は、塗装のスプレー指示通りにスプレーを使用したら大失敗!! そのまま未完で放置というパターンのキットが押入れにゴロゴロと眠っています。
もちろん単純に腕がなかったというのもあるのですが、その失敗の経験から、『タミヤは難度が高い!』というイメージが出来上がってしまっていたわけです。
スプレー、難しいですよね。未だに難しいと思います。
さて、余談はさて置き、ソードフィッシュです。
専用のエッチングパーツが出ているので、のちのちそれも使用したいと思います。
さくさく作っていきましょう。塗装指示はタミヤカラーだけですので、それに近い色をクレオスを調色しつつ塗っていきます。
コクピットを組みました。
先に組み込むコクピット周りのパーツだけで40点を越します。涎が出ちゃいますね。たまらんです。
この機体は操縦席に風防はあるものの、観測士席、機銃担当の席とすべて風さらしです。
クリアパーツを介しませんのでそれなりにしっかりと作らなければ・・・。
計器盤。
計器パネルはデカールです。
外板は木なので、それらしく塗ります。ウッドブラウンを塗ったあと、クリアオレンジを薄く重ねます。どうせ覗き込まないとほとんど見えないんですが。
後部銃座の機銃。
コックピットを挟み込んで接着します。
こんな感じでしょうか。とにかくデカイです。
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