使用キットはエデュアルドのプロフィパック。中古屋で購入しましたが、少しだけ年代もののキットです。エッチングや風防用フィルム、機銃のレジンパーツが同封されています。
アルバトロスD.Ⅲは一次対戦下におけるドイツ戦闘機中隊の主力戦闘機です。1916年から使用されたこの機体は一葉半翼、木製モノコックの胴体が特徴で、それだけを見ればカツオブシみたいな形をしています。(前に触れたP-39のあだ名もカツオブシでした・・・)、メルセデスのエンジンを操縦席前方に搭載しています。
頑丈で実用性に長けたフォッカーと比べると、この飛行機は繊細である種工芸品のような美しさを感じますね。
さて、それでは模型のほうを制作していきます。
この飛行機はエンジンが機首前方に搭載されていることもあって、コクピットならずエンジンも先に組み立てなければ先に進めません。なのでいつもよりも少し時間がかかってしまいました。
相変わらずエデュアルドはいい仕事をしますね。ぼくみたいなへたくそでも、丁寧に作業すればそれなりのものに仕上がります。柔らかくて扱い易いエッチングパーツが素敵です。相変わらず木目表現には頭を抱えていますが・・・。
不思議なことに、キットのパーツではエンジンの後ろに設置されているはずの燃料タンクパーツがありません。
上から覗き込むとそこだけポッカリと空洞になってしまいますので、燃料タンクをプラ板で自作してみました。
こんな感じになりました。
胴体を接着したらヒケの処理や、追加すべきモールドが多々あるのでしばらくはその作業ですね。
おまけ。今回の機体は張り線が全部で26本!接続箇所もちょっと説明書だけではわかりかねますので資料探しをしなければいけません・・・。
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